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【最新ワークアウト事情】コロナを機に変わった消費者志向

コロナの影響により生活スタイルがさまざまな面で変化しました。ワークアウトもそのひとつ。

ワークアウトの在り方が変化することにより、サプリや食品、ウエア、美容・健康器具といった関連プロダクトへのニーズや選び方も様変わりしています。どのような変化があったのか。そして、いま求められるアプローチについて考えていきます。

ワークアウトは「自宅で行う派」が増加

フィットネスクラブの市場規模をみるとこれまで年々成長を続けており、2018年はおよそ3,400憶に迫る勢いでしたが、2020年に2,235億に急落。

2022年は2,682憶とやや復調しているものの、かつての勢いには届かない状態です。※1

フィットネスクラブが下落しているとはいえ、運動しない人が増えたわけではありません。

コロナ流行前と比べた運動頻度について、「増えた(40.0%)」「変わらない(43.2%)」「減った(16.8%)」と、運動頻度が増えた・変わらないという人が多数を占める結果となっています。※2

外出する機会が減ったことで、いわゆる“コロナ太り”に悩まされ、「運動しなければ」と危機感を持つように。そしてフィットネスクラブなどの場には行けないものの、自宅を中心に自分自身でトレーニングを行う人が増えていると考えられます。

【BEST 3】注目されるプロダクト・サービス

続いて、ワークアウトの形の変化を追い風に、成長しているワークアウト関連のプロダクト・サービスを3つご紹介します。

(1)フィットネスアプリ

自宅でワークアウトを行う際、利用されるフィットネスアプリ。アプリで運動や食事内容を教えてくれるほか、自分が実際に行った記録をもとにアドバイスもしてくれるなど、多様なサービスが充実しています。さらに心拍数や消費カロリーなどが自動で算出されるものも。

まるでプロからの指導を受けているような情報を得られるとあって人気を得ており、仮想フィットネスの大手企業であるDailyBurnはコロナを機に、会員登録数が前年比で約268%増えたと報告されています※3

(2)ワークアウトサプリ・プロテイン

コロナで健康意識が高まった影響で、市場が急拡大しているボディメイク関連のサプリやプロテイン。本格的に筋力アップを目指したい人から、ダイエットを効率的にしたいというライトユーザーまでさまざまな層が全体的に増え、注目カテゴリになっています。

(3)家庭用フィットネス器具

自宅でワークアウトを行うようになると、欲しくなる家庭用フィットネス器具。株式会社グローバルインフォメーション※4によると、2023年~2028年にかけ2.75%で成長すると予想されています。

ただし、居住スペースが小さい日本では大型器具よりも省スペースが叶う器具の方が選ばれやすいのではないかと考えられます。たとえばEMSベルトやマッサージポール、振動マシンなどは女性でも使いやすく、需要の高まりが見受けられます。

「SNSでいいなと思った」が購買動機に

自宅でワークアウトを行う人が増えた結果、SNSに多数のトレーニング動画が多く閲覧されるようになりました。そのような動画をクリックすると広告のアルゴリズムにより、関連商品の広告やページが表示され、そこから購買につながるケースが増えています。

広告へのインプレッション数をあげたい場合、この自宅トレーニング派の思考を考えたうえでのアプローチが求められているのです。

「専門家が出演するコンテンツ」でアプローチを

つまり、「自宅でワークアウトを行うが、トレーニング方法に詳しくないからSNSをはじめネットで情報を収集している」という層がコロナを機に急増し、その関連商品・サービスが伸びていると考えられます。

これらターゲット層に興味をもってもらうためには、ワークアウトの方法や効率的なボディメイクについての情報を提供する専門家によるコンテンツ制作がおすすめです。

弊社ではヨガインストラクターやフィットネストレーナーをはじめとする専門家が魅力的なコンテンツ作りのお手伝いを行っています。

新規ページの制作はもちろん、広告の伸び悩みにお困りの際、ぜひお気軽にご相談ください。

参考

※1:経済産業省 特定サービス産業動態統計調査 長期データ

※2:株式会社メトロアドエージェンシー取り組み調査~運動編~

※3:REPORTOCEAN「世界の仮想フィットネスアプリ市場」

※4:株式会社グローバルインフォメーション予測(2023年~2028年」

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