なぜ売れる商品は「専門家による商品企画監修」が多いのか
専門家が商品開発の段階から携わる、商品企画監修。
人気商品のLPで「医師が監修」、「美容のプロが監修」といった文字をよく目にしませんか?
なぜ人気の商品は専門家に監修されているのでしょうか。
専門家に監修を依頼することで、メーカーが得られるメリットは新たな知見を得ることだけではありません。
「わざわざ専門家に依頼しなくても、社内だけで十分モノづくりができる」というメーカーが別の目的で“あえて”監修を依頼するケースも多いのです。
そもそも商品監修とはなにか
商品企画の監修とは、成分や表記のチェック、アドバイスを指します。しかし監修者に求められるのは、「売れるモノづくり」です。
市場のニーズ、プロモーションでは何をアピールすべきかなど、売るために必要な情報を提供しつつ、監修者が広告塔となって商品をアピールすることもあり、まさに企画のキーマンとなることも。
さらに消費者にとっても「プロが監修している」ことは、商品への信頼や期待に繋がり、売上にも大きな影響を与えます。監修者は売れるモノづくりをともに行う、頼れるパートナーなのです。
専門家に商品監修を依頼するメリットとは
では具体的に専門家に商品企画監修を依頼すると、どんなメリットが得られるのでしょうか。
①プロならではの知見の獲得
いま、ネットには情報があふれています。
しかしそのすべてが正しいとは限りません。
たとえばシャンプーの場合、「アミノ酸洗浄成分が良い」とよく言われていますが、アミノ酸洗浄成分は髪に良い一方で泡立ちや洗浄力自体にはあまり期待ができません。
ではどのような配合バランスにするべきか、アミノ酸洗浄成分はなぜニーズが高まっているのかなど、広くかつ深い知見が必要とされます。
市場を熟知する専門家だからこそ持つ視点は、商品企画の精度を高めてくれます。
②広告力・訴求力の向上
商品をひとことで表すとき、「医師が監修したサプリ」や「有名メイクアップアーティストが監修した美容液」といった文言はインパクトがあります。
商品に興味をもってもらうための取っ掛かりとして、ヒキのあるコンテンツとなるため、商品ページはもちろん、店頭POP、リーフレット、メルマガなどさまざまな媒体で用いられます。
③商品イメージの確立
たとえば産後のママ向けのサプリの場合、産婦人科の医師やママ栄養士などを起用することにより、商品のターゲット層がママであることをスムーズに連想させることができます。
肩書だけではなくビジュアルイメージでも同様であり、たとえばアンチエイジング美容液の場合、若々しい美肌をもつ美容家を起用することで、「こんな肌が目指せる」という直感的な印象を与えることができます。
④販路の開拓
たとえば、ネット販売のみだった商品がリニューアルの際、医師に監修を依頼したことにより、その医師が勤務するクリニックを中心に院内でも取り扱われることになったケースがあります。
このように監修者に関連する販売チャネルを新たに開拓できるというほかにも、商品の訴求力があがることで、これまでなかなか置いてもらえなかった人気店にも導入できる場合も。
単なる広告アイコンではなく、モノづくりから関わっている監修者がいるというのは、競合との差別化にもつながります。
⑤新規ターゲット層の取り込み
ファンや支持層が厚い監修者を起用した場合、メーカーが宣伝せずとも、監修者の求心力により、これまで獲得できなかった層にも関心を持ってもらいやすくなります。
認知度をひろげるために広告費をかけるよりも、獲得したいターゲット層から支持をあつめている専門家に監修を依頼するほうが、コストパフォーマンスが良い場合もあります。
⑥人件費の削減
新商品の対象分野に詳しい人材がいない際、新たに採用すると、採用コストや人件費がかかります。
さらに理想的な人材を採用できたとしても、すぐに活躍できるかは分かりません。
その点、知見豊富な専門家に相談することで、即戦力としてパフォーマンスが期待できるほか、さまざまなコストを抑えられます。
商品監修において需要なのは“モノづくりの後”
OEM工場で製造された商品のリピート率は2割とも言われています。
厳しい言い方をすると、残りの8割は「売れなかった」と考えられます。
いくら良い商品が出来上がったとしても、販促、PRといったプロモーションの精度が低いと売れません。
市場を見極めたうえで、どのように売るかいった販売プロモーションの戦略を立てることで、商品企画の精度をあげ、ビジネスの成功確率を高めることができるのです。
【事例】商品カテゴリ×専門家
では、どんな専門家が監修者として起用できるのか。
事例を紹介します。
▽ダイエットサプリ×ダイエット外来医
▽ナイトブラ×バストアップ専門サロンオーナー
▽コスメ×SNSで人気のメイクアップアーティスト
▽シャンプー×芸能人からも人気の美容師
たとえば商品が美容液である場合、美容家、医師、モデル、エステティシャンなど、多様な組み合わせがあり、期待される内容に応じておすすめできる専門家も変わってきます。
また同じ肩書であってもメディア出演歴や専門性の高さなど、細部まで絞って検討することで、より良い結果へと繋がります。
監修&広告出演までお得に依頼できる「商品監修パッケージ」
ウェルネスライフは4月3日より専門家による商品企画監修サービスを新たに開始しました。
これまで開発から販売までの取り組みに悩みを抱える、多くの企業さまからお問い合わせいただき、製造前のタイミングでの適切な支援の必要性を感じたことからサービスを企画いたしました。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
※プレスリリース:「ビジネスの成功を<マーケティング目線×専門家目線>でサポート!ウェルネスライフ|化粧品・食品メーカーのビジネスの成功確度を上げる、商品企画監修サービス提供開始のご案内」
具体的なサービス内容や、どんな専門家がいるのかなど、どんな些細な点でもぜひお気軽にご相談ください。
「すでにモノづくり段階は終わっている」という場合も、コメント寄稿やコンテンツ出演など、ご要望に沿った内容でサポートいたします。
まずはお困りの点について、お気軽にご相談ください。