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はじめてのモノづくり! 押さえるべき「TO DOリスト」10個

化粧品やサプリを作ってみたいけれど、何をすればいいのか分からない。

企画から製品化に至るには、たしかに様々なステップがあります。しかし、手順を知っているとモノづくりは難しいものではありません。

本記事では、はじめて化粧品やサプリなどを作ろうと検討されている方に向けて、製品化までの基本的なステップ10個を一挙ご紹介します。

1.企画

まずはどんな商品をつくりたいか、企画を作成します。競合調査や顧客ニーズの把握を行い、市場に必要とされる商品のアイデアを見つけましょう。そのアイデアを基に商品コンセプトを策定します。商品の特徴や差別化ポイントを考え、ブランドイメージを明確にしましょう。

 

2.OEM選定

自社の研究所をお持ちでいない限り、OEM企業に製造を依頼します。OEMとは代わりに受託製造してくれる会社のことを言います。大手メーカーでも他社OEMを利用することもあり、大多数の化粧品がOEMによって製造されているといっても過言ではありません。なお、化粧品製造業を行う会社は3000~4000社あると言われており、予算や特徴に合わせて慎重に選定します。

 

3.処方決定

OEMが決まったら、いよいよモノづくりです。どんな成分を配合するのか、予算や企画に合わせてOEMと練り上げていきます。要望に応じたサンプルができたら試して、気になる点がある場合は修正を依頼し、どんどん完成へと近づけていきます。なお処方確定後、製造工程に入ると修正はできませんので、パッチテストを考えている方は安全性を確認してから処方決定します。

 

4.容器・資材調達

処方内容がある程度きまったら、製品に合う容器を選びます。ジャータイプやポンプなど、さまざまな容器から選びます。さらに箱に入れる場合は、内箱も手配します。OEMに容器や資材の手配も代理で調達してもらうこともできますが、容器メーカーや資材メーカーと直接交渉する方がコストを抑えられることもあります。

 

5.価格設定

中身と資材が決まると、いわゆる“原価”が分かります。企画当初、たとえば「2000円で販売したい」と決めていても、実際にモノづくりをはじめると予想より原価が変動することもあります。また予算通りの原価で仕上がったとしても、モノづくりは数か月から長ければ1年ほどかかるため、マーケット状況が変わっている場合も。そのため適正な値段を改めて検討する必要があります。

 

6.デザイン

ロゴデザインやパッケージングをはじめ、店販向けならばアテンションシールやPOP、什器、EC向けならばサイトやモールデザインなど、デザイン作業の範囲は多岐にわたります。複数色使うとコストが上がる、単色ならば少し安いといったように、デザインに合わせて原価が変わることもあるため、他との予算バランスをみながら進行します。

 

7.物流倉庫の確保

化粧品ならば3000個~の発注がスタンダードとなっているため、大量の在庫を一気に抱えることになります。そのため保管費は重要なポイント。さらに気温や湿度といった環境や、配送費を抑えるために倉庫の地域を確認することも大切です。最近では注文管理の代行サービスを行っている倉庫も増えているようです。

 

8.JANコード発行

いわゆるバーコードと呼ばれるJANコードは、日本の商品識別のための13桁または8桁の数字で構成されるもの。商品の識別に使用され、店舗で商品を売る際や在庫管理、販売管理システムにおいて正確な商品の識別するために必要なものとなります。JANコードの発行機関であるGS1 Japanに登録することで取得することができます。店舗のほかにも物流倉庫やECモールでの運用管理に必要になることもあり、基本的にはどの商品でも必要となります。

 

9.容器・資材掲載テキスト作成

キャッチコピーや商品の裏面やパンフレットなどに掲載するテキストを作成します。たとえば企画時は重視していなかったけれど、あとから「無添加処方」もアピールしたいと考えたが、配合処方には石油系鉱物油が入っていた…など、盲点が出てくることも。処方を決めた後にテキストを作成するのではなく、はやめに何をアピールしたいかを念入りに検討しておくことが大切です。

 

10.リーガルチェック(薬機法など)

キャッチコピーや商品説明にはなんでも書いていいわけではなく、薬機法、景品表示法、特定商取引法などの法律によって表現が規制されています。薬機法は配合している成分によって書ける内容が変わってくるため、OEMに確認してもらいながら進めていきます。

 

これらはあくまでも一般的な例であり、製品や企業によって変わる場合もあります。

しかし売れるためのモノづくりには、どんな製品にも共通する重要なポイントがあり、不安がある方は実績のある会社にサポートを得るのもおすすめです。

商品企画に不安な点をお持ちの方や、はじめたいけれど知識がないなどお悩みの方は弊社が商品企画からプロモーションまでしっかりとサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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