SNS時代の“信頼”はこうつくる

一昔前なら、インフルエンサーに紹介してもらうだけで売れる時代がありました。
「〇〇ちゃんがおすすめしてた!」という言葉が、そのまま購買につながった時代です。
でも今は、“誰が言っているか”だけでは動かなくなりました。
商品も情報も飽和したこの時代、
生活者は「なぜこの人がこう言っているのか」を無意識に見ています。
“権威性”や“フォロワー数”だけでなく文脈と納得感が求められているのです。
ただのPR投稿は、もう響かない
生活者の目はどんどん厳しくなっています。
・どこかのテンプレっぽい投稿は、広告感が強すぎて信用されない
・そもそも、その人がなぜこの商品を紹介しているのかがわからない
つまり、
「言っている人」よりも「語られ方」や「伝わる理由」の方が重要になっているということ。
これは、インフルエンサーだけでなく、専門家でも同じです。
専門家≒信頼、です
最近では、管理栄養士や薬剤師などの専門家がSNSで発信するケースも増えてきました。
「PRっぽく見えにくいし、説得力もある」——確かにそれは強みです。
でも、“専門家なら誰でもいい”わけではありません。
・商品との関係性が薄い
・言っていることが抽象的で、生活者目線に落ちていない
・ブランドの文脈と一致していない
このような使い方では、専門家の力も「ただの一発投稿」で終わってしまいます。
SNSで“信頼”を届けるために必要なこと
私たちが考える「専門家を活かした発信」が機能する条件は、以下の3つです。
①なぜこの人が語っているのか、が伝わること
肩書きだけではなく、「その人の視点」で語ることが大切です。
選ばれた理由が読み取れると、言葉に重みが出ます。
②生活者目線に近い語り口であること
SNSは“共感”が前提のメディア。
専門用語や理論ではなく、「それ、わかる!」と思わせる日常目線の語りが響きます。
③ブランドや導線とつながっていること
SNS投稿だけで完結させず、LPや商品ストーリーとつながっていること。
例えば「SNS→LP→購入」の中で一貫した信頼感を持たせることが大切です。
ウェルネスライフの役割
私たちは、管理栄養士・薬剤師などの専門家ネットワークを活用し、
「この商品に、誰の言葉が最も伝わるか?」を軸に、
キャスティングと発信のアドバイスを行っています。
SNSの世界では、伝え方がすべて。
専門家の顔を借りるのではなく、
“その人の言葉”がちゃんと届く形に整えることが、私たちの支援領域です。
「SNSのPRが効かなくなった」
「インフルエンサーが飽和している」
そんな今だからこそ、“誰が、なぜ、どう語るか”の設計が価値を持ちます。
専門家だから信じてもらえるのではなく、
信じられるように“届け方”をデザインすること。
それが、SNS時代の“信頼をつくる”ということです。
ウェルネスライフでは、SNS投稿・専門家キャスティングのご相談も承っています。
ご興味ある方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。