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売れると思ったのに…!実際によく相談される“つまずきやすい”商品5選【美容・健康D2C編】

「今、伸びてるジャンルだから!」
「最近よく見かけるし、ニーズありそう!」

 

ーーそう思って企画したのに、なぜか売れない。広告が回らない。
美容・健康系のD2C立ち上げ支援をしていると、こうしたケースによく出会います。

 

実は、“トレンドだから”という理由だけでは、

売れない構造になっているジャンルがあるのです。

今回は、マーケ・薬機・設計の視点から見て

「売れそうで売れない」美容・健康ジャンルの落とし穴5選をお届けします。

 

美容ドリンク・インナーケア系(例:プラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸など)

 

「キレイのために飲む」時代は終わっている?

 

このジャンルはD2Cでも人気がありますが、以下のような課題が見られます

 

✔「うるおい」「ハリ」「透明感」などの訴求が競合と被りがち
✔成分よりも“価格と味”で選ばれやすく、ブランド価値が伝わりにくい
✔「何がどう効くのか」が言いづらく、差別化が難しい(薬機的制限あり)

 

📌ポイント
機能ではなく「使うタイミング」に寄せたストーリーが有効です。

例:「人に会う前に」「夜ふかしの翌朝に」「旅行先でも続けたい習慣」など、

  生活の中でのリアルな接点づくりが鍵。

 

ダイエット・脂肪燃焼系アイテム

 

“痩せる”とは言えない。それが最大の壁。

 

ダイエット系はニーズが高い分、規制も厳しくなっています

 

✔「脂肪燃焼」「痩せる」と言えない(薬機・景表法NG)
✔エビデンスのある成分以外は説明しづらい
✔体験談・ビフォーアフターが使えないと説得力が落ちる

 

📌ポイント
「痩せる」ではなく「自然と間食を控えられる」「気づけば体が軽く感じる」など、

気づきベースの表現で“無理なくでも確実に変わる自分”をイメージさせると◎

 

睡眠・リラックス系商材

 

“なんとなく良さそう”では、人は眠れない。

 

睡眠改善系やCBD系は人気がありますが、次のような難しさがあります

 

✔効果の実感に個人差が大きく、共感されにくい
✔医薬品との差別化が必要
✔「眠れます」などの直接表現が使えない

 

📌ポイント
「夜の過ごし方」「朝の気分変化」など、

“体感”よりも“リズム”に着目したストーリーが効果的です。

また「集中できた」「仕事がはかどった」など、日中の変化を伝える工夫も有効です。

 

デリケートゾーン・フェムケア系

 

市場は伸びてる。でも、まだ“買いづらい”。

 

✔ターゲットが狭く、刺さる言葉を探すのが難しい
✔センシティブな表現になり、広告審査に通りづらい
✔「誰にどう届いてほしいか」が曖昧になりがち

 

📌ポイント
「におい」「かゆみ」など直接的な表現を避けつつ、

“自分を大切にするためのケア”という文脈づくりが大切です。

また、専門家や経験者の“共感コメント”があると心理的ハードルを下げられます。

 

腸活・乳酸菌・酵素系サプリ

 

商品数が多すぎて、違いが見えない。

 

✔同ジャンルの商品があふれており、ポジショニングが難しい
✔「菌名の羅列」や「腸内フローラ」で終わってしまう
✔使用理由が“なんとなく体に良さそう”になりがち

 

📌ポイント
「便通」「肌荒れ」「気分」など、複合的な悩みの“入口設計”が重要です。

“体内バランスを整える”という広い言葉より、

「PMS時期の張り」や「旅行中の食生活崩れ」といった

具体的シーンの訴求が響きます。

 

最後に

「商品が悪い」のではなく、「伝え方が届いていない」だけかもしれない

 

美容・健康D2Cでは、“構造の正しさ”と“感覚の共感”が両立して

初めて売れる設計になります。

どれだけ中身が良くても、「伝え方」「届け方」にズレがあると、

売上にはつながりません。

 

私たちウェルネスライフでは、
専門家の力を借りながら、「選ばれる理由」を丁寧に設計し直す支援をしています。

 

売れそうで売れなかった。その理由、構造から見直してみませんか?

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